股関節は肩の関節と非常に似ていますが、肩よりも体重を支える必要があるために非常にしっかりと強く作られた関節です。関節自体も適合性が高く、かつ強い靭帯と筋肉によって保護されています。
ジョンズ·ホプキンス病院の疼痛管理
股関節の軸のズレが原因
この場合、腰骨の下あたりから、鼠径部(足の前側の付け根)に痛みがあります。アグラをかくことができなかったり、仰向けになって膝を抱えるように、膝を胸につけるようにすると痛みが強くなります。歩き方や座り方も含め、姿勢のバランスの悪さがもともとの原因ですが、転倒などの過去の外傷が原因の場合もあります。
軸のズレだとしても股関節周囲の筋肉が緊張を起こしてしまって動きを制限してしまうこともあります。
幼児のための自然な痛みの緩和
神経が原因
この場合、腰椎の下部あたりから、鼠径部(足の前側の付け根)に痛みがありますが、股関節を動かしても痛みがあまり変わりません。背中下部から腰上部にかけてから出てくる腸骨下腹神経の問題であることが多いです。
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変形性股関節症が原因
変形性股関節症になる原因としては一次性と二次性があります。
一次性は前述のような股関節のアライメントのズレが長期間続いたため、股関節の軟骨がすり減ってしまったことが原因といわれています。二次性は先天性股関節脱臼や先天性臼蓋形成不全といった疾患で生まれつき股関節がゆるいことが原因と言われます。変形性股関節症は中年女性に多く見られ、悪化すると歩行困難になり、手術を勧められることがあります。
カイロプラクティックでは上記であげたような原因を独自の検査などで鑑別し、股関節の痛みが何によって引き起こされているのかを見極め、一人ひとりに合わせた施術を行っていきます。特に股関節周りは非常に大きな筋肉がついていますので、筋肉が及ぼす影響も大きく、マッサージや電気治療などでは成しえないカイロプラクティック治療を行って生きます。また日常生活で股関節に負担をかけないような立ち方、歩き方などを指導し、自宅でできるストレッチやエクササイズを取り入れて生きます。
「股関節の痛み」に関する詳しい症例はこちら
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